メモ帳用ブログ

色々な雑記。


よど号ハイジャック犯が「われわれはあしたのジョーである」という声明文を残していたことは有名だ。フィクションの影響について考えるのは難しい。名作からテロの勇気をもらってしまう人間もいる。この場合、影響は皆無ではないかもしれないけど、作者には予見可能性も事後対応をする必要性も全くない。反対に、本当に社会の変革や社会主義思想による啓蒙を目指して発表された作品でも、理不尽に弾圧することは言論の自由を脅かす。かつて政府がプロレタリア文学などを弾圧したことは現在では愚行だったとされている。