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色々な雑記。

鬼滅の刃の世界の世界観は当然オカルティックだ。鬼が存在する一方で、神仏と呼んでいいかはわからないけどそういうものが存在するらしく、そういうものの理も存在する。無惨が鬼の始祖になったせいで、無惨の生まれた一族はその釣り合いを取るようにみんな早世する呪いを受けてしまったりもする。無惨はそんなことに因果関係はないと一蹴するが、あの世界ではどう見てもそういう理屈になっている。鬼は人間最強の剣士である日の呼吸の始祖に対してもあいつの方が化け物だとか理を壊しているとか散々文句を言うけど、どうもその剣士はオカルト世界の調整機能によって人間が無惨を倒せるようになるために生まれた存在らしい。それこそ世界の強力なガン細胞を排除するための強力な免疫機能のような存在だ。鬼滅の刃の世界観は、この世に理不尽は生まれ続けるけど、それを正そうとする者も生まれ続けるし、理不尽の元凶も長い時間をかければひとつひとつ根絶できるかもしれない、みたいな感じ。