メモ帳用ブログ

色々な雑記。

正直、人間がコロコロ生まれてコロコロ死ぬ苦しみから逃げて他の動物と違った存在になろうとしていることに対して自然が天罰(?)を下すんじゃないかという謎の不安感はいつもある。人間は家族の死を一大事のように悲しむし、自分もそうだけど、それはエゴなんじゃないのか。生まれて大人になることを人間は当然だと思っているけど、そんな生き物は人間くらいで、それは思い上がりなんじゃないのか。人間は人間以外のすべての存在から滅ぼされて当然なんじゃないのか。
そういう時は寄生獣の終盤で感動したことを思い出して、それこそが人間特有のうぬぼれであることを自覚するようにしている。寄生獣のさらにいいところは「環境を守るのは人間自身が滅びたくないから」という部分だけでなく、「他の生き物を守るのは人間自身が寂しいからだ」という部分や地球の他の生き物は友達じゃないかもしれなくても尊敬すべき同居人には違いないという部分にも言及しているところ。前者だけだと大切な部分を取りこぼす。