メモ帳用ブログ

色々な雑記。

月島は月島でいご草ちゃんへ思いを捨てた自分の行動を間違いだと考えたくなかっただけじゃないか感が凄い。鶴見の右腕に固執したのは間違いなくそういうことだろうし、最後に鯉登から右腕になってくれと言われて前向きな気分になれたのも鯉登がこれまでの自分を否定しない人間だったからだ。ただ、月島は鯉登に対してひどく個人的で私情的な愛情を抱いてもいただろう。それは鶴見の下では捨て去ったはずの感情だ。鶴見に対するお互いに私情を排除しようとする愛、大義名分への崇拝であるような愛とは別種のものだ。