メモ帳用ブログ

色々な雑記。

理屈っぽい人間(自分とか)は忘れがちだけど、人間のコミュニケーションでも言語領域は3割前後、非言語領域が7割前後だ。会話でさえ言語を交わし合うことよりも声を交わし合うことのほうが重要だったりする。同じ話を繰り返したり、意味のない話が堂々巡りしたり、会話が噛み合ってなかったりすることも、コミュニケーションの本来的な役割からすればそこまで重要な問題ではない。でも近代化につれてコミュニケーションより意味の正確な伝達のほうが重要になってくるから、みんな本来的な部分を超えて気をつけ合わなくてはいけなくなる。近代化の極みみたいな科学に関心のある人間(自分とか)なんかは、意味を1つでもずらさないように神経を尖らせがち。
ネットみたいに言語のみしか存在しない空間だとなおさらだ。それに永遠に情報が残るネット空間で言語的な内容のないコミュニケーションを取ろうとすると、ただの無駄な情報を積み上げ続ける様を見ているようで、なんか虚しくなる時がある。