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科学ってどんどん更新されるから、昔は
魚類→両生類→爬虫類→哺乳類
　　　　　　　　└鳥類
で習っていた進化も、今だと
魚類→両生類┬爬虫類→鳥類
　　　　　　└哺乳類
なんだよね。
本当はかなり違うけど単純化するとだいたいこう。哺乳類型爬虫類という語も現在だと誤り。
別に人類は進化の頂点でも万物の霊長でもなんでもないということだ。
まだ正確性にかけるなりに若干詳しく書くと
両生類┬単弓類（→哺乳類）
　　　└竜弓類┬双弓類（真正爬虫類）
　　　　　　　└側爬虫類（絶滅。無弓類）
単弓類が以前は哺乳類型爬虫類と言われていたグループとおおよそ重なる。
あと、昔は無弓類というグループがあってカメなどがそこに属することになっていたけど、現在では無弓類という分類には数多くの誤りがあったことが明らかになり、この用語もあまり使わなくなった。
昔は無弓類という爬虫類から単弓類と双弓類が分岐したと考えられていた。だから哺乳類は爬虫類から進化したことになっていた。だけど無弓類の生き残りとされていたカメは実は双弓類の一部だった。両生類から、竜弓類（双弓類・側爬虫類から成る爬虫類に繋がるグループ）と、単弓類（哺乳類に繋がるグループ）が、直接分岐したことも判明した。
古生物としての無弓類の代表例にパレイアサウルスなどがいる。これらはかつてカメの祖先だと考えられていたが、現在の定説では偶然形態が似通っただけだとされている。パレイアサウルスなどの無弓類は真正爬虫類である双弓類と共通の祖先を持ち、現在その子孫は全く存続していない。以前の学説との混同を防ぐために、古生物としての無弓類は側爬虫類や擬爬虫類と呼ばれることが多くなっている。

さらに言うと、二界説はファンタジーで科学なら五界説だ、みたいに習ったけど、実は習った当時でも五界説はちょっと古くて、現在だと界はもう時代遅れでドメインに焦点が移ってるとか、気を抜くとどんどん置いていかれるー。