メモ帳用ブログ

色々な雑記。

何度も書くけど、約300人の死体が転がる山奥の村に幼い子どもたち十数人を置き去りにしている場合、まず一番に優先すべきはその子どもたちの命を救うことだと思う。まして高皓光は白小小に子どもたちのことは安心してと言っている。銀票を置いてきたとか足りなかったら黄二果に支援させるとか言っているけど、将来のことをどうこう言う前にまず救助してあげないと死んでしまう。数日放置されて生きながらえたとしても、腐敗していく約300人の身内の死体に取り囲まれた子どもたちが精神に酷いダメージを受けてしまうのは明らかだ。高皓光は街の法師から護符を貰って、瀕死の白小小を街に運んだように子どもたちも教会まで運んであげても良かったんじゃないか。子どもたちからはどの面下げてと思われるだろうけど、針のむしろに座らされるのくらい大人たちを見殺しにしてしまった高皓光には当然だと思う。もしくは高皓光も子どもたちも気まずいから「速やかに」他の空が飛べる法師に救助を依頼するというのでも良かった。展開の都合のせいで高皓光が血も涙もない人間に見えてしまう。
銀票を子どもたちに直接手渡さずその辺に置いていくというのも杜撰な対応だ。一応石を載せて飛ばないようにはしてあるけど、何も言わずに置いていったんだろうし、子どもたちが気付かないままになってしまうことは十分にあり得る。銀票に気が付いたとしても有効に活用するにはまず生きて街に出なくてはいけない。馬賊やそれこそ隣村の人間に銀票だけが巻き上げられて、子どもたちが殺されてしまう可能性だって相当あるように感じる。
白小小の墓掘って、飯食って、一旦帰宅してる場合か?
ところであの世界って空を飛ぶ術が使える法師はどのくらいの数存在するんだろう。たくさんいるなら軍事的パワーバランスが現実とかなり違ってきそうだし、ごくわずかしかいないなら子どもたちの救助が大変だ。