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現実的に考えた場合、黒山村編でそれまでごく普通に生活していた村の大人たち300人前後が白小小一家と子どもたちに一切バレずに会議を開き、白家を生贄にする合意を速やかに満場一致で形成し、その後も一年ほどバレなかったというのは突飛すぎる仮定になる。いわゆる集団ストーカー妄想じみている。村長一派が独断に近いかたちで三眼と契約を交わし、その後は大屍仙様は義理堅くて逆らえば殺されるが生贄を捧げれば村を守ってくれる、という建前を押し通したと仮定したほうがまだ現実味がありそうだ。三眼の発言からしても、各村の有力者は自分だけの利益のために動いていたように思える。村長の建前が嘘だと気付いても逆らう勇気のある村人はいなかっただろう。でも結局は漫画だからいくらでも突飛な展開にできる。作中の描写全体でどちらだったのか推察したほうがいいだろう。とりあえず、話を聞いた高皓光は、ほとんどの村人は死ぬべきではないと判断していた。