メモ帳用ブログ

色々な雑記。

フィクションで優生学もどきを掲げる敵はだいたいナチスもどきに設定されている。史実のイメージを重ねれば古い理論もかえって雰囲気出しに役立つし、優生学もどきが危険な理論であることもわざわざ細かく説明しなくても伝わる。敵が歯車になってしまいたい魅力があるだけに危険で非人道的な存在であることもよくわかる。
それに限らず中二病的フィクションだとナチスやもどきは引っ張りだこだ。ヤマト、ガンダムジョジョ二部、メガテン狂四郎2030などなど。進撃の巨人のエルディア人とマーレの現状の関係もそれっぽい。昔は逆でエルディア帝国が優生思想を持つ側だったという設定にも深みがある。日本だけじゃなくタランティーノ監督も中二病アクション映画の敵に設定してるくらいだし、格好良いから危険ってのは世界の共通理解だろう。