メモ帳用ブログ

色々な雑記。

お手軽エンタメでありがちな、野蛮人にうまい飯を食わせて全員を骨抜きに、みたいな展開はいかにも安っぽい。安っぽければつまらなくて、本格的なら面白いかというとそんなことはないんだけど。信長のシェフは原作者のいる部分はいい意味のお手軽エンタメと薀蓄のバランスが良くて楽しい。
美味しさって人間の感性の中でもかなり保守的な部類に入る。下手な物を食べると生命の危機に直結するせいかもしれない。食べ慣れていない物は飢えてもそうそう食べられないって事態はありがちだし、異文化の人間が良かれと思って振る舞ったごちそうが地元の人間から顰蹙を買うってのもありがち。