メモ帳用ブログ

色々な雑記。

策略に気づいて以来、月島にとって鶴見は電撃の檻になった。そしてどうせ鶴見についていくしかないのだから、何かとんでもないことを成し遂げてくれるのだと信じて自分を納得させようとした。自分の支払った代償、痛み、さらには亡くなった戦友は報われるのだと信じたかった。一方で、鶴見はやはり月島の命の恩人でもあるのだ。戦友という鶴見の言葉は信じられなくなっても、月島には鶴見のことを戦友と感じる気持ちは残っていただろう。
月島が鶴見の隣で苦痛を感じながらも離れられなかった心情は理解できる。
また、鯉登が鶴見に必要とされて隣にいられることに甘やかな喜びを感じつつも、自分の意志で卒業を決断せざるを得なかった心情もとても良くわかる。