メモ帳用ブログ

色々な雑記。

今日思い至ったこと。天気の子のストーリーをこんなふうに勘違いしている人がいるらしい。「雨が降り続くと龍の姿をした邪神が現れ人間の女に契約を持ちかける。契約すると任意の時間を晴れにできるようになるのと引き換えに雨が長期間降り続くようになる。さらに契約した晴れ女はそのうち人柱になり邪神に飲み込まれる。すると天気は元に戻る。陽菜は晴れ女となり、自分と帆高、さらに欲深い新宿の人間の欲望を満たすために晴れ女の力を乱用する。当然陽菜は邪神の餌食となる。だが凶悪な帆高は一方的に陽菜を邪神から奪い去る。かくして現代のバビロンとも呼ぶべき新宿は降り止まない雨に沈められることとなる。新宿に恨みのある帆高と陽菜は新宿への復讐を果たし、世界を変えたことを喜び合う」。
しかも謎の誤読をしている人に限って声がデカいというか、プロのライターがいるという。こういう人は一生ナウシカが蟲を虐殺するシューティングゲーム(都市伝説)でも制作して満足していて欲しい。
天気の子の世界は晴れ女が人間と天の神の世界の仲介者となっている。だが人間が神である自然の敬意を忘れ、気候変動を引き起こし、晴れ女も捧げなくなったため、新宿で雨が降り止まなくなってしまった。人と自然の関係が切るギリギリの時に晴れ女として選ばれたのが陽菜だった。陽菜は祈りを捧げて晴れ間を呼び、新宿の人々を笑顔にし、人と自然の仲介者の役割を果たした。だが陽菜は徐々に自然の世界に飲み込まれてしまう。だいたいこんな感じが天気の子の前提となる設定のはず。