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漫画の群青のマグメルの第1話の「伝説の拾人者」という言葉の翻訳は、不正解ではないにしろ不適切。日本語の「伝説」という言葉には今は実物を見ることはできず伝え聞くことしか出来ない、過去のもの、みたいなニュアンスがある。だからマグメルの第1話を初めて読んで「伝説の拾人者」っていうセリフを見たとき、ヨウが若過ぎって話題と合わせて、活動休止期間があって実はその間に極秘の代替わりをしているのかと思った。その後に拾因の存在が判明したから、拾因がその前任者だろうなと。でも拾人館を設立したのはヨウっぽいことが明らかになっていって、前任者はいないんじゃないかと考え始めた。第34話で拾因=黒い目のヨウと見当がついて、拾因は前の世界では拾人者をやってたけどもヨウの世界ではやってなかっただろうと推測した。じゃあ「伝説の拾人者」って何だろうって中文版を調べたら、中国語の「传说」って、日本語の伝説と同じく過去のものを指す使い方の他に、日本語の「うわさの」や「伝説に出てくるように素晴らしい」みたいなニュアンスで同時代のものを指すのにも使うとわかった。「传说中拾人者」は「評判の拾人者」くらいの意味だと思う。