メモ帳用ブログ

色々な雑記。

中国の民間伝承だと、人が死ぬと魂魄が分離して精神を司る魂が天に帰り、肉体を司る魄が地に帰る。僵尸(キョンシー)は一説によると魄だけが肉体に残ってしまった状態らしい。
日月同错の屍者は僵尸が元ネタの1つだろうけどオリジナルの部分が大きい。ごく普通の求法者の死体が不屍王の真血によって法屍者化するというところからして、真血によって余計なものが加わる、または置き換わる印象だ。常屍者も、法屍者が生み出される時に周囲の死体が巻き込まれて変化してできてしまうものだ。地に帰るべき魄が残存してしまっている僵尸とは違う。
魂や精神の設定も作品ごとのオリジナリティが出やすい部分だけに具体的にどうなっているのか気になる。