メモ帳用ブログ

色々な雑記。

五稜郭のあの建物の前といい、月島を屋根の上に引き上げようとする時といい、鶴見が目だけ真っ黒になった状態で笑っているのは害意ある笑みを浮かべているということだ。顔全体が影で塗りつぶされている他の場面なら、鶴見の表情がわからない=鶴見の真意がわからない、ということで想像の余地がある。教会でウイルク、ユルバルス、ソフィアの写真を見ていた時は影の下で怒りと憎しみにまみれた顔をしていただろうし、宇佐美を看取った時は影の下での慈しみと悲しみの表情を浮かべていたかもしれない。だが目だけ真っ黒になり笑っている2つの場面で鶴見の真意が隠されていると解釈することは不可能だ。