メモ帳用ブログ

色々な雑記。

鯉登音之進と鯉登平二が鶴見のクーデターに加わったことを真面目に考えると、そもそも中尉主導の非現実的クーデターに乗っかるなんて頭が悪すぎなのでは?となってしまうのでゴールデンカムイはトンデモ度の高いエンタメであることを思い出さなくてはいけない。ラストはハチャメチャ展開と湿度の高いドラマが同時進行しててぐしゃぐしゃだけど、キャラは好きだし、好きだよ。ラストを五稜郭でハチャメチャにするのを最初から決めてたんなら後半あんなに湿度が高くて生々しいドラマを導入しなくても良かったのにとは思うけどその部分も魅力はある。ただ、後半というか樺太帰還後でストレートに面白かったエピソードはインカラマッの出産前後と花沢勇作童貞防衛作戦くらいだけど。
一番面白みがなかったのは鶴見がアシㇼパとソフィアに、ウイルク・土方の蝦夷共和国と、ソフィアの極東連邦と、自分のクーデターによる日本防衛の解説をしているあたりかな。3案ともトンデモなのに深刻な雰囲気で鶴見が真面目くさって解説しているもんだから、ムーかカルトの集まりかな?馬鹿じゃねえの、と思ってしまった。後半シリアスぶってるのに背景が全然追いついてないところは、自分は割り切って楽しみきれなかったかな。