メモ帳用ブログ

色々な雑記。

鯉登は最後まで鶴見が高飛びを目論んでいることに気付かなかったはずだ。もし気付いていたら、月島を解放してくれと頼んだタイミングで土地の権利書を持っている鶴見を撃たなくてはいけなかったからだ。鶴見の高飛び計画が作中で明かされるのはこの直後であり、ストーリーの流れとしてもそれより前に高飛びを察していたキャラクターが存在したとは考えにくい。最終回では鶴見の右腕だった月島すら鶴見は死んだものと考えていた。まして鯉登が鶴見の逃亡を察していた様子はない。事故現場は人目のある函館駅近くの海なので、列車から子供が落ちたが男2人に受け止められ、軍服を着た男2人は揉み合ったまま列車とともに海に落ちていったという目撃証言がおそらくあったはずだ。その後両人とも発見されなかったため2人は死んだものと思われたのだろう。
鶴見は手段は考え直すべきだったが、目的は間違っていなかった。だから高飛びの際に部下を道連れにすることをやめ、生き延び、日本の防衛を果たせた。