メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

動物好きだからストップモーションアニメのモルカーの細かい動きを見ているだけでたまらなく癒やされる。呼吸をしているだけで可愛い。フェルト製ならではの実在感、と言いたいけど、自分は多分よくできたCGで同じアニメを作られても区別ができるほどの審美…

『日月同错』と『屍者の13月』は内容が全然違うから、自分はあくまで『日月同错』ベースで考える。 黒山村の白家にまつわる問題に灰色くん(灰仔)というあだ名をつけられた主人公が介入するという筋からして、このエピソードは白黒ついたことになっている物…

三眼は自分のことを天経地義を重んじる素晴らしい存在だと考えていたようだけど、実際黒山村でどう思われていたかは三眼に対してひたすら卑屈になる村人の態度や、村人が子どもたちには三眼の存在を気取られないようにしていた点から推して知るべし。 村長は…

ネットじゃただの流行り言葉な人間は(動物より)醜いってのは概ね緩い同族嫌悪ごっこと見ていいのかな。人間の作為は本能のままに生きる野生動物より醜いって意味なのか、自分の善なる部分を好き勝手に投影して上げ膳据え膳で可愛がれるペットよりも現実の…

阿Q正伝の偽毛唐という悪口が突き刺さる日本人は多いと思うね(自白)。悪い意味で海外かぶれでそれをひけらかす。 でもアンデルセンの人魚姫は、魚には魂がないとするキリスト教的な思想を背景としているとか、そういう違う文化の背景を知ることで改めて見…

死罪にしていい罪人と死刑にするべきではない罪人っていうのは本質的には全く別個のものでなく連続的するものだから判断が難しい。犯罪と正当な権利な行使、過剰防衛と正当防衛などの違いだって一元的に判定できるものじゃない。それでも本質的には連続した…

日月同错で正義的ものを判定するにあたっては、悪人を攻撃するなとは言わないが雑に悪人判定をして過剰な攻撃をするならそれも悪だ、ということが重要なポイントになるようだ。 上官宵は欺瞞と自覚しつつも悪人しか捕食せずに人間性を保っていた。それでも悪…

世の中の口論は概ね、悪口は言った人間のコンプレックスの裏返しだってレッテルと、悪口を言われた人間が怒るのは図星だからだってレッテルを使い分けることで常に精神的勝利を収めることができる。阿Q並みに救いようのない人間の思考法になってしまうが。つ…

山村のような濃密な人間関係がある場所で秘密を守るのは難しい。 南北朝時代の黒山村では、家族が殺害された事件の真相が白大が帰宅した直後に発覚した。仙丹をまだ村人に処方していなかったくらいにすぐだった。暴徒と化した屍疫患者が白大の家族を襲ったと…

そもそもの元凶とはいえ、白大から頼まれた村人への復讐を三眼が果たした経緯はまあ筋が通っている。個人的には、わざわざ白大の死体を傀儡にしたこととか、そのせいで白大の妹の子孫が汚名を着せられたこととかで細かく引っかかる部分はある。それでも白大…

姜明子はいけ好かないキャラだけど、作中で一番「わかっている」ポジションに設定されているのは認めざるを得ない。 屍者になると、最初は正気でも徐々に堕落したり記憶や人間性が摩耗したりして、簡単に人間を殺すようになってしまう。 かなり人間性を保っ…

屍者が黒血を使って発動させる術についての前の投稿で根本的に間違ったことを書いてしまった。修整した上で少し触れたいことがあるんだけどまだ日本語訳されていない部分だ。 以下ネタバレあり

例文集を調べてみたら、「团聚」は死に別れた仲間があの世で再開することを肯定的に捉える場合によく使う言葉だとわかった。