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昨日ネットで「嘘でも心配したらどうですか」と月島が考えている時、実は鶴見は鯉登じゃなくて月島に冷たい視線を送っているんじゃないかという説を見てなるほどと思った。
鶴見は月島が鯉登に誘拐事件の真相を暴露してしまったことを知らない。だから誘拐事件の真相を伏せたままの月島が後ろめたさ故にアシㇼパ追跡よりも鯉登の手当てを優先したと勘違いしている。後ろめたさで嘘を付いて優しくしたところで所詮偽りの関係だ。普通に考えれば嘘の上に築いた関係なんて真実が暴露されれば跡形もなく壊れる。鯉登からの好意を失いたくないのなら月島は本当のことを暴露できないはずだ。嘘を打ち明けたらもう鯉登は月島のことを信じられなくなる。1人1人がバラバラになるだけで2人で逃げることなんて出来はしない。そう思ったからこそ鶴見は月島に冷たい視線を送りつつ2人の関係を放置した。鯉登がすでに真実を知りつつ、月島に対する愛情も、まだあの時点では自分に対する敬愛さえも失っていないという尋常ではない人間であることに気付いていなかった。
今書いた分は邪推しすぎかもしれないけど、月島が真実を暴露してでも鯉登を止めようとした時に、今までの鯉登との関係を失うことを覚悟していたのは間違いない。まあ普通に考えれば誘拐事件の真相を疑った時点で鶴見や自分に対する愛情はすでに失われたと考えるのが当然だし。よっぽどビビらせる脅しでもしなけりゃ感情的になって鶴見に突っ走りそうな勢いだったし。他に方法はなかったけどいざ自分の口で関係を壊す覚悟をしながら話をするのは相当な苦痛だったはず。