メモ帳用ブログ

色々な雑記。

鯉登は陸軍士官学校で将校としての教育を受けてるし、父親と和解してからは指揮官としての心構えとかも教わっているはずなんだけど、初期の鯉登は鶴見の部下になれた嬉しさのあまりなのかやばい鉄砲玉としか言いようがなかった。あれはあれで若くして派手に散りそうな鮮やかさがあって魅力的だった。それが変わってきたのは樺太編からだな。父親があえて可愛い子に旅をさせてまで願った通り、指揮官としてぐっと成長した。実質的なリーダーは杉元だった気がしないでもないけど、月島や谷垣に対してちゃんと上官をやれるようになった。「おぉおのれよくも… 私の部下たちをッ」というセリフがお気に入りの鯉登ファンは多い思う。ここで成長して絆を深めたからこそ、直後に明らかになる月島の苦悩を受け止められた。