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色々な雑記。

南北朝時代の三眼が村人と交渉していなかったことを確認するためおさらい。

之后,白大的尸体咱有好生安葬。
而白大他们家,
只有他妹妹那系还有后代延续着,听说因为不想香火断绝,所以让自己的后代依然姓白。
只是想不到后来这一系还是住回了黑山村。
以上,
便是这些恩怨的前因了。

(直訳)
「この後、白大の死体はオレが埋葬した。
そして白大たちの家は、
子孫が存続するのは彼の妹の家系だけになり、聞くところによると祖先の供養を絶やさぬために、自分の子孫に変わらず白の姓を名乗らせたそうだ。
だがその後その一族が黒山村に戻って住んだなんて思いもよらなかった。
以上が、
まさにこれらの恩讐の原因だ。」

  • これを聞いた村人は信じられずにうろたえ、黄二果は引きつつ真偽を疑い、高皓光はまともに受け取って怒った。
  • 白大の妹は隣村に嫁いでいた。三眼は白大の妹の子孫はその村にずっと住んでいると信じていた。

而你爹娘死于咱手,便是后果了,
咱本身虽然会时不时抓取村民或者马贼来用。
但会刻意避开还存有白大后人的那个村子。
但想不到,天意弄人。

(直訳)
「そしてお前の両親がオレの手で死んだことが、まさに結果だ。
オレはしばしば村人や馬賊を捕まえて食らっていた。
だが白大の子孫がいるその村は苦心して避けていた。
しかし思いもよらず、天は人を弄ぶ。」

  • 「便是(中略)前因了」と「便是后果了」が対応している。
  • この馬賊満州馬賊でなく騎馬盗賊団一般のこと。
  • 「白大の子孫がいるその村」とは白大の妹が嫁いだ黒山村の隣村(南北朝時代当時。清末までの千年以上で村の間などに新しい村ができている可能性はある)のこと。
  • 三眼は千年以上のほとんどを休眠して過ごした。数百年ごとに一度起きた時も苗木と接触するだけだった。しかし1、2年前に傷が治った。その頃から近隣の人間を食い始めたらしい。回想で三眼に生贄の提供を持ちかけていた人間は辮髪など清代の格好をしている。白小小の父親もそれまでは普通に山の外に出られて、海や街などを見たことがあった。


(中)

周围几个村子的人有老一辈看出了有涅槃尸在杀人。他们为了祸害不引到自己家族。
特意呼唤了咱,说可以定时献出些祭品来交换他们的安全。对于本身也懒散的咱,这确实是不想拒绝的好事。
之后他们便把村子里被孤立的人,对自己不利的人,想夺取其土地家产之人送了过来。
直到咱恩公的后人, 他们…本不该死的,

(直訳)
「周りのいくつかの村の人間には殺人をしている法屍者がいるのに気付いた年寄りがいた。彼らは自分の家族が災いに巻き込まれないようにした。
わざわざオレに呼びかけて、彼らの安全と引き代えに定期的な生贄を差し出せると言ってきた。怠け者の俺としても、それは確かに断りたくない良いことだった。
それから彼らはすぐに村で孤立している人間や、自分に不利益な人間や、土地や財産を奪いたい人間を送ってきた。
オレの恩人の子孫まで。 彼らは…本来死ぬべきではなかった。」

  • 三眼は白大に恩を受けた後、白家の子孫が住むと信じていた村の人間は食べないようにしていた。そうして馬賊や他の村の人間を食べている時に交渉を持ちかけられる。
  • 中文版の第6話で村長が語ったところによれば、三眼に生贄を捧げている村は3つある。三眼が交渉に同意した村には当然白大の妹が嫁いだ村は含まれていないはずだ。
  • そのいくつかの村の年寄りたちは、生贄にするのに都合のいい人間を連れてきたという。三眼がこうした村の内情を知っているのは千里眼のおかげだろう。しかし聴覚情報は得られないため会話の詳細は把握できなかったようで、黒山村から連れてこられたのが白小小の両親だと気付いていなかった。直前の高皓光と村長の口論でやっと知った。
  • 「彼らは自分の家族が災いに巻き込まれないようにした」「彼らの安全と引き代えに定期的な生贄を差し出せると言ってきた」とは生贄を差し出すから自分たちは食わないでくれという意味が主だろう。ついでに戦乱の世なので外敵を食う三眼は用心棒として利用できなくもない。黒山村の村長は他の村人を納得させるための方便としてそれを強調していた。