メモ帳用ブログ

色々な雑記。

ゴールデンカムイの元ネタの1つっぽい本。今度読んでみよう。

「愛です」の話でわざわざナレーターがベトナム帰還兵に言及しているのは明確な出典があるからだろう。ベトナム帰還兵で同志愛絡みの話はよく聞くからこの本だけが元ネタとは限らないけど、参考になるのは間違いなさそうだ。
鶴見の「しかしそれは罪悪感との戦いにもなるんですて」で、罪悪感と戦わなくてはならないのは同志愛を利用される部下の方だと自分は感じた。愛で縛られただけで自分にとっての正義を見つけられない月島は苦しんでいたからだ。愛があれば殺人への抵抗は飛び越えられるが、罪悪感や後悔と戦わなくてはいけない。でも罪悪感と戦うのは同志愛を利用する鶴見の方だとも解釈できなくもない点は気になっていた。それがこの本を読めばどちらかはっきりしそうだ。題名やtogetter、レヴューを見る限りだと、やはり同志愛を利用される部下の方のようだ。