メモ帳用ブログ

色々な雑記。

民俗学というか文化人類学的な本だと、上橋菜穂子先生の本は読みやすいし異民族を他者として理想化することの問題点にも触れていてためになる。上橋菜穂子先生の作品の根底に流れている価値観に触れるという意味でも面白い。隣のアボリジニ 小さな町に暮らす…

二昔前のSFだと進化の頂点であり万物の霊長である人類はさらに霊的・神的存在へ進化するみたいなナルシシスティックなのが結構多かった。元祖はなんだろう。

科学ってどんどん更新されるから、昔は 魚類→両生類→爬虫類→哺乳類 └鳥類 で習っていた進化も、今だと 魚類→両生類┬爬虫類→鳥類 └哺乳類 なんだよね。 本当はかなり違うけど単純化するとだいたいこう。哺乳類型爬虫類という語も現在だと誤り。 別に人類は進…

すずめの戸締まりを見る前にミミズ(生物の)より人間のほうが高等だと思っている人間が嫌いだという長文を書こうと思っていたんだけど、見た後だと変な文脈が生まれそうだからやめた。

野生のチンパンジーの乳幼児死亡率、妊娠可能期間、出産間隔、生涯出生率と江戸時代後期の日本人のそれは大して変わらないということを知っておくと人生が豊かになる。チンパンジーのほうが寿命は短いけどチンパンジーは寿命寸前まで出産可能だから実態はと…

自分は作品の感想は基本的に作品に合わせて書くけど、本音を言うなら一番憧れるのは二瓶みたいな死に方だな。 二瓶も白石も誕生日おめでとう。【誕生日記念!!】そして本日3月3日は、魂を起てる“悪夢の熊撃ち”・二瓶鉄造も誕生日!!谷垣に一発勝負の生き様を示…

ゴールデンカムイのテーマが終盤ちょっと混乱する感じになったのは、最初は大自然の素晴らしさを描く補助としてアイヌも扱う漫画だったのが、中盤はアイヌをはじめとした民族問題そのものが焦点になって、クライマックスは初期に決めていただろうオチへ辿り…

一端の数学者ぶっているくせに1+1は3だと思っている人でも自分の中での整合性は取れちゃうから厄介なんだよな。そこまで初歩的なところから説明される機会も滅多にないっていう。

AIに音楽は作れる?ChatGPTに“サザン風”の歌詞を書かせて気づいた「人間との決定的な違い」 | 日刊SPA! 色々と考えさせられた記事。AIは中身がないから機械的に話を前向きに纏めようとするってのはそうなんだろうと思うよ。

人間と自然の線引きでいうと、寄生獣の新一の選択が自分は一番尊敬できる。甘さがなくて真摯だ。 鈴芽の行動にあそこまでの厳しさはないけど、ちゃんと自分の手でケリをつけたから好き。

ダイジンについても、

すずめの戸締まりの新海誠監督が大臣賞でゴールデンカムイの野田サトル先生が新人賞だそうだ。おめでたい。

天気の子は表面的な楽しさは控えめだけどテーマは掴みやすくて、すずめの戸締まりは表面的な楽しさはよく盛れてるけどテーマに辿り着きにくい。痛し痒しというやつなのかな。ぶっちゃけこういう点は宮崎監督のほうが経験もスキルも上。でも若手ならではの時…

芹澤に対する目下の関心事項は、あの車、自動車保険には入ってるようだけど車両保険には入ってるんだろうか、というか入れるんだろうか、入ってるとしたらどこまでの範囲を対象にしているタイプなんだろうか、という点。自分の都合の良いように考えちゃって…

人は人とすれ違うと寂しくなり孤独へ逃避するとかなんとか。

福島での芹澤の

自分はしょっちゅう新海監督のティーチインについて触れているけど、実は自分が見に行ったのは六本木の舞台挨拶を全国で中継した1回と、自分の家の近くの劇場でやった1回の、計2回しかない。だから全国でレポを上げているかたには本当にありがたいと思うし、…

新海監督の経歴についてはウィキペディアレベルでしか知らないけど、小中高体育系の部活で、中学だと団体競技の部の部長もやってて、学級委員や生徒会をよく任されていた、となると、傍から見るとリア充だけど、本人がああいう孤独に憧れるような作風になる…

芹澤が運転免許

いわゆる内陸部の田舎者気質でも、山間部と平野部だと結構違うなと感じることがある。海沿いだとまた違うんだろうなと思う。 すずめの戸締まりだと

友達といえば、オーフェン第4部でもオーフェンにとって

草太と芹澤のことに

環本はタイトルが

昔の『ガンダム』制作者はガンダムを象徴だと考えていたけど、今の『ガンダム』制作者はガンダムを具体物だと考えているとかなんとかそういう。

具体物と象徴をシームレスに描くのは難易度が高い。主観による観念を描きやすい小説ならまだしも、客観が入り込まざるを得ない映像だと特に。映像でそういうのやると極度に前衛的な表現になりやすい。ある程度前衛的なのも自分は好きだけど、どうしても間口…

インタビューとかも参考にすると、すずめの戸締まりでは現実とそっくりだけどわずかに違うファンタジー異世界を緻密に描き込むことで現実世界を浮き彫りにしたいというよりは、描こうとしているのはあくまで現実世界そのもので、閉じ師とかの設定は現実の特…

草太が鈴芽に芹澤のことを

芹澤は

鈴芽は物語の最後で

もし草太が