メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【色紙公開!】「#金塊争奪戦名場面選手権」にて実施したご当選者様のリクエストをもとに描かれたサイン色紙が到着しました!野田先生曰く「みなさん結構詳細なリクエストだったので、希望の通りに描けていたら良いのですが…。」とのこと。沢山のご参加ありが…

ビジュアルガイド一通り読んだ。情報量が多い。感想は思いついた都度で。 とりあえず、

キリスト教は自己犠牲は否定していないけど、自殺は禁じている。だから滅多に自爆攻撃をやらない。西洋人でも共産主義の活動家は昔結構自爆攻撃をしていたけど、それも共産主義は宗教を否定しているためだろう。 キリスト教はわざわざ教義で自殺を禁じている…

自分が死ぬよりも仲間が死ぬ方が恐ろしいというのは、ヒューマニズムの綺麗事ではなく、人類の本能だ。人類は群れで戦う動物だ。人類はホモ・サピエンスになってからの数十万間だけではなく、それ以前の数百万年だってきっとずっとそうしてきた。本能を文明…

もっと色々書きたいことがあったんだけど、今日ビジュアルガイドブックを買うの忘れたからとりあえず明日以降。『#すずめの戸締まり』公式ビジュアルガイド本日発売!!✨監督・キャストインタビュー️キャラ設定・背景画など多数掲載!️映画のビジュアル満載…

セカイ系の特別な彼女と無力なぼくという構図は、トロッコ問題の「太った男」のバージョンと重なる部分がある。 今回、あなたは線路を見下ろす跨線橋に立っている。路面電車が線路を疾走しており、その先で五人の人たちが線路に縛りつけられているのが見える…

すずめの戸締まりは天気の子と共通する部分が多い。しかし具体的・社会的な中間項をとにかく埋めようとしているので、こちらはセカイ系ではない。鈴芽と草太の出会いは偶然であり、いわば運命だが、それ以降の展開や設定は必然性が意識されたものになってい…

セカイ系とはセカイと直結している彼女と、何の力もないぼくの話だ。なぜ彼女がセカイから選ばれているのかをぼくはよく知らない。その仕組みをぼくが知ってしまえば具体的・社会的な中間項が生じてしまい、セカイ系をセカイ系たらしめているぼくと彼女とセ…

伝奇小説から架空戦記へ 1980年代に一大ブームとなった伝奇小説は「戦後社会が作り上げた『日常』を嫌い、その周縁/外部を目指す伝奇的志向を備えていた」。その理由のひとつをこの評論では「政治・文化を成り立たしめてきたオーソドキシィが壊れ、力を失っ…

八雲立つの七地は最初いい意味で普通の人間の善良さを体現した存在だけど、すぐにまともすぎてまともじゃない人間にポジションチェンジした。空の境界の黒桐もこういうポジション。いい意味で普通の人間ポジションは蒿に移った。安柘は七地と蒿の中間くらい。

灼だと、

八雲立つ読み直して、ついでに続編の八雲立つ灼も読んだ。灼はここから長丁場になりそうだな。この先は完結してから評判が良かったら追いかけようか。 とりあえず、八雲立つに関しては、前半傑作で後半グダって、最終回が「え?」だったリアルタイムの感想そ…

学生時代に刑務所のリタ・ヘイワースを読んで、映画のショーシャンクの空にを見た後、高村薫先生の李歐を読んで、途中までブロマンス(当時はそういう言葉はなかったけど)として感動しながら読んでいただけにラスト数ページのBL臭がキツすぎてウゲッとなっ…

男女の恋人で、ソウルメイトで、魂の片割れ同士が惹かれ合うような恋愛をする、みたいなのも好きだけどジャンルが違う。

ゴールデンカムイの杉元とアシㇼパは途中まで男女だけどブロマンス的な楽しみ方をしていたんだけど、あそこまでガッツリとアシㇼパが杉元に恋愛感情を抱いてしまうと片思いでももうブロマンスにならなくなっちゃうんだよね。あくまで淡い初恋程度で、途中か…

チ。のオクジーとバデーニは最近だと良いブロマンスだったな。バデーニの性格的に熱い友情!って感じではないけど運命共同体になった。チ。は二部が一番好きだ。三部とexはエンタメ成分は落ちるけど、あそこがないと信念だけの話で終わってしまうから、信じ…

昔はエヴァとかウテナとかが夕方の地上波でやってたんだからイカれてたな。今どきだと、水星の魔女は女同士で花婿・花嫁言ってるけど全然扇情的ではない。まあ今だって深夜帯のアニメを誰でも配信で見れるんだからそんな違わないかもしれないけど。 配信が中…

女版ブロマンスくらいの百合が一番好みで、劇場版ウテナとか作中で肉体関係スレスレまで行ったやつ以外ではそういうの考えないんだけど、どっちかで表記するなら個人的にはアンウテ、まどほむ、杏さや、ちさたき、かな。主人公受けでも根暗×根明でも逆でもな…

水星の魔女の展開は結構強引なんだけど、前フリはちゃんとあるのに予想外な展開をやってるからエンタメとして楽しい。強引なのにバレバレな展開だとただ安っぽいだけになっちゃうから。アニメの1話という尺とテンポ感を活かしたシナリオだ。 あと、百合のい…

水星の魔女トバしてるねー。2クール目が待ち遠しい。やっぱり途中はこれくらいの波乱ほしいよね。

宮沢賢治を読んだら、草太は意外と自意識の匂いを嗅ぎ取りそうだし、芹澤は全然気付かずただの美しい言葉遣いの美しい物語と詩だと感じそう、という偏見。

宮沢賢治は広義のセカイ系のはしりだったと思う。学生時代恥ずかしさに身悶えしながら夢中になって読んだ。自意識が共振を起こして破裂しそうになる。宮沢賢治を読んで恥ずかしくならない人は他人の自意識とかをスルーできる凄く純粋な人なんだろうと感じる。

そういえば、宮崎駿監督が単行本に解説を寄稿したということで名前だけ知っていたラプンツェル異聞が漫画図書館Zで公開されているのをこの前見つけた。クラリオンの子供たちという短編集に収録されている。 表題作のクラリオンの子どもたちは新人らしく本格…

安彦良和先生(今は漫画家なので先生)が王立宇宙軍を見て気持ち悪くなったという話を聞いた時あんまりピンとこなかったんだけど、自分がセカイ系を好きだけど気持ち悪い感じについて考えていた時、この気持ち悪い感じがそのまま当てはまるのかなと考えたら…

消極的な優しさなんて地球に優しい洗剤の優しさと同じくらいの価値しかない。 寄生獣の主人公は、一度グレかけたこともあるけど、人間として積極的に優しいと思う。最後に後藤を自分の手で葬ったのも含めて。

日本の漫画・アニメで受け身の無能力主人公の元祖はのび太かなと思ったけど、世界中に伝わる昔話の主人公の特徴がモロにコレだから、何が元祖とかの話じゃなくて人類普遍の願望な気がする。主人公がふとしたきっかけで特別な存在の加護を受けられるようにな…

田中ユタカ先生の『愛人[AI-REN]』は通常セカイ系に分類されないけど、セカイ系の前兆と言っていい漫画だったように思う。切なくて気持ち悪くてエモーショナルな終末論。主人公とヒロインの終末と、世界の終末が同時進行する。連載中は結構話題になったんだ…

セカイ系って定義が色々議論されているけど、まあ基本エヴァフォロワーでヒロインは綾波系の戦闘少女。涼宮ハルヒシリーズはセカイ系に分類されることもあるけどむしろセカイ系のパロかな。終末感はほぼないし、ヒロインはアスカ系だし。涼宮ハルヒの消失は…

クロスゲームの樹多村光と月島青葉は実質おねショタなんだけど、それまで思春期全開の主人公としっかり者のヒロインを書いてきたあだち先生だけに、ヒロイン要素が混入した樹多村光がこれまでになくしっかりした頼りがいのある主人公になっていて、主人公要…

岸辺露伴のドラマは面白いから期待できそう。脚本が小林靖子さんで良かった。小林靖子さんが直接脚本を書いているかどうかでオリジナルパートの切れ味が全然違うもんな。