メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

MIX連載開始直後のダ・ヴィンチのインタビューで、あだち先生は「赤い糸の物語」についてコメントしている。 オチは読まれていいんですよ。最後こうなるだろうってことは読者にわかってもらっていいし、そこは気持ち良く応えてあげたいなと思っている。とん…

マグメルの条漫版の更新が日本語版を追い越しているけど、マグメルはコマ割りが重要な作品だからとりあえず読むのは保留。今夜の日本語版の更新の後に確認する。

今月のMIXのちょっと感想。 一応ラブコメ回。走一郎と春夏の仲が進展したような、してないような。投馬と春夏が親しくなったような、なってないような。扉絵とイメージシーンで音美・春夏両ヒロインのサービスシーン付き。ちゃんとサービスが嬉しいのは素直…

うぇぶりでH2を読みながら今日は母の日だったことを思い出した。面白い偶然って結構ある。

さらざんまい五皿目面白かった。後で感想書こう。 そういえば、トークショーのレポートによれば幾原監督は長男で下に兄弟がいるらしい。幾原監督の父母との関係は有名だけど、兄弟関係は今まで知らなかった。長男としての期待に応えきれなかったことに思うと…

『クロスゲーム』は『タッチ』の焼き直しというより、そこを出発点にして新しい境地にたどり着いた作品だと感じる。奇跡的に美しい枯れ方。

恋愛の勝負はもう着いていようと、負けを認めてスッキリしようとせずに試合の勝負には本気で挑まなくてはならない、というのが中期までのあだち漫画の美学。その頂点が『H2』の国見比呂。 それが変わるのは『KATSU!』の途中から。理由は自分が語る必要のない…

タッチと兄弟論では評論家の本田透氏による「タッチは『熱血』を破壊したか? あだち充トラウマ作家論」が比較的知名度があって、他の評論で引用されることもある。これは達也=あだち充を前提として、現実と作品での兄弟の立場の逆転をベースにしつつ、再逆…

あだち漫画で漏れちゃいけないものが漏れてる兄弟として有名なのはタッチの柏葉兄弟だけど、いつも美空の野神兄弟も相当なもんだと思う。話としては変化球狙いの作品でさらに変化球を狙ったらこの部分だけストレートになった感じが面白い。先生は江戸川乱歩…

まだギリギリ最新号のゲッサンのMIXの感想少し。 原田正平が記憶を蘇らせる時(=投馬がポスト達也として認められる時?)っていうのがひとつの転機になるんだろうけど、いまのところ見通しは立たず。解説要因の竜一から情報を読者に向けて引き出すのがさし…

漫画家になってからのあだち先生は意外と柄が悪いことで有名。あだちキャラのよくやるちょっと荒っぽい「あん?」という応答もするそうだ。ただ、本人はみゆきとタッチの同時連載で忙しい時に性格が悪くなったのを気にしているらしく、当時はイヤなやつだっ…

「南を甲子園につれてって」はタッチで最も有名で最も誤解されているセリフだ。誤解されているという点まで含めてもそれなりに有名だ。このセリフはMIXのギリギリ最新号の話でも重要なので、引用が多めになってしまうけど少し考えてみたい。 ①南が和也に「甲…

スタンド・バイ・ミーについて検索したら、映画では友人が亡くなったことへの言及を2人分カットして、原作小説よりダークさを抑えてたのを思い出した。細かいところはちゃんと確認して書かないと駄目だね。 スティーブン・キング先生の小説で一番好きなのは…

中国オタク情報のブログによると、中国人から見ると日本のオタクコンテンツはイデオロギーを扱わずスケールが小さいのが不満らしい。一帯一路政策中で経済発展まっしぐらな中国人から見るとそうなるかも。でも日本産コンテンツで八紘一宇みたいなことをやり…

あだち先生は花の24年組の少女漫画が好きなのだそう。筆頭に挙げてる漫画家は樹村みのり先生だけど、萩尾望都先生の名前も出すから代表作のトーマの心臓を読んでいるのは間違いない。 あだち漫画でトーマの心臓の影響がわかりやすいのはクロスゲームの滝川あ…

作品内であるキャラとあるキャラが似ている理由の場合分けはこんな感じ。 ■作中で似ていると扱われる。遺伝子的な理屈がある。 ― タッチ・群青のマグメル・クロスゲーム(月島若葉と月島青葉) ■ 作中で似ていると扱われる。他人だが親しい仲だったりわざと…

さらざんまいのスピンオフコミック(どう見てもアニメと別世界だけど完全に無関係ではないらしい)では、吾妻サラはあの警官2人に可愛がられていた時期がある。そこから、吾妻サラ・レオ(金髪警官)・マブ(眼鏡警官)の外見が、コスプレ一稀・久慈悠・燕太…

MIXのOPの歌詞や、さらざんまいのEDのタイトルと歌詞にスタンドバイミーという語句が使われてるのは有名な映画のスタンド・バイ・ミーからだね。少年期の想い出は美しいが友人は次々と亡くなってしまい、主人公が大人になってひとり生き残り取り残される、み…

マグメル読んで、タッチ読んで、MIXのアニメ見て、クロスゲームの再放送見て、さらざんまい見て、ついでに宮沢賢治作品読むのを同時期にやってると頭が変なふうにキマリそう。

さらざんまい四皿目。ノベライズはその話まで。 殺人だ!中2トリオの1人が殺人だ!しかもやったのは10歳のときだ!前に書いた、今のところマイルド目だからこのままいけばいいな、という感想どころではなかった。これはもう幾原監督がBLで商業的な勝負に出た…

昨日うぇぶりで更新分の絶好調の回はかなり好きな回。 日常の静寂から試合の躍動や歓声へ、またはその逆っていうのはあだち漫画で頻出の演出だけど、この回は特にそれがはまっている。前回が息を呑んだまま終わったのと併せてものすごい開放感。 勝利に沸き…

※文章を修正 アニメ版『MIX』の今週の第5話見た。 今までのあだち漫画のキャラで、投馬の立ち位置に一番近いのは、『クロスゲーム』の月島若葉に対する滝川あかねな気がする。上杉達也はどこかで元気にやってるはずだけどね。 まず外見が似てて、行動もちょ…

敬称って難しい。例えばあだち充先生とかには「先生」とつけないと不躾な気がする。でも文豪の宮沢賢治とかだと、宮沢賢治先生とするとかえって変な気がする。それに「先生」とか「監督」とか敬称が決まりきった立場ならまだいいけど、カメラマンとかの場合…

そういえば今更になっちゃったけど、日本語版群青のマグメル第78話でアミルが部下の女性から若様って呼ばれてた場面の「若様」は、中文版では「阁下」。阁下の意味は日本語の閣下とほぼ同じ。やっぱりアミルが黒獄小隊隊長だと思う。ルシスがアミルを「アル…

うぇぶりのH2の昨日更新分のなんでもねの回と今日の分のじゃ遠慮なくの回。 なんでもねの回は比呂のさりげない気遣いが光る。 1回の5点で微妙にリズムを狂わされた千川のバックは、まず島と佐川が些細なミスを犯してしまう。その時に比呂は野球の経験を積ん…

今日うぇぶりで更新したH2のそのまま帰ったんだよなの回。 ズバリ夢オチ。ただ、前回の引きからの肩透かしというよりは、実は相談事があったとかのごまかし無しでの、夢以外では回避しようのないむき出し欲望がひかりを部屋に押し込んだ時の夢の中の比呂には…

さらざんまいのテーマのひとつはずばり欲望。 日常的に女装している男を自分の王子様とみなしているような燕太の欲望は屈折しているにも程がある。しかも性的な欲求込み。どう捉えたらいいものか迷ってたんだけど、ぷれざんまいのラジオを聞いて、燕太は男役…

幾原監督の作品について考えてて頭に浮かんだ恋愛とエロのやや下世話な話。主に百合。 百合にエロを求める派と求めない派があって自分は求めない派。今はエロがあってもアリになったけど、昔は基本的に無し派だった。 二昔前の日本のおハイソな方々には、男…

個人的はマグメルってファンタジー要素でアレンジした武侠ものに近い味わいがあると思う。西域→聖洲(マグメル)で鏢局→拾人館。たぶん意図したんじゃなく、結果的にそうなったんだろうけど。 現実のしがらみやデリケートな問題を避けたり新鮮味を出すため、…

雑誌のムーは面白いし弥勒菩薩やミスラ神に何ら思うところはないんだけど、マイナーな古代文明・文化についてちょっと検索してみると、古代の人類は宇宙人と交信していてマイトレーヤがどうのこうのみたいなサイトばかりがズラズラ出てくるのにはげんなりす…